本郷の福壽庵にある鐘は、江戸中期に大飢饉を祓うためにこの地の念仏講の人々があげた梵鐘であった。 盛岩寺から福壽庵に移された後も、長い月日の内に、津波、大火の歴史を刻み、先の大戦では半鐘としても使われたという。 唐丹の「いにしえ」に想いをはせ ...
全国各地に残る弘法伝説。 今から1200年前、弘法大師こと空海は唐丹村の本郷に立ち寄り、一宿一飯の恩返しに樫の木を植えていたという。 唐丹の「いにしえ」に想いをはせて。 017.本郷地区・お礼にさした樫の枝が大木に.pdf
常龍山天照御祖神社に祀られている権現さまは、一度は明治29年の津波で流されたが、今でも津波前のように三頭揃っている。 常龍山開山の歴史は古く、平安時代の征夷大将軍坂上田村麻呂による蝦夷平定が背景にあると葛西昌丕が遺した碑は伝える。 唐丹の「 ...