昔むかし、片瀬川(現片岸川)の上流に角がら渕という小さな沼があり、そこに現れた一匹の大きな蜘蛛。 角がらとは、動物の角のように見える枯れて白くなった木の枝のことだが、この沼のほとりで何があったのか… 唐丹の「いにしえ」に想いをは ...
狩の季節に出会った真っ白い毛の狐。 実は神の御使いだったという白い狐に銃弾を放った猟師が迎えた顛末とは? 唐丹の「いにしえ」に想いをはせて。 010.片川地区・白い狐は神の御使い.pdf
話し手のおばあさんが村に嫁いできた頃のお話。 氏神様は突然現れる。 唐丹の「いにしえ」に想いをはせて。 009.片川地区・夢枕にたった 稲荷大明神.pdf
天照御祖神社の神主・河東大学法印は、伊達藩と南部藩の国境の海の守りについていた千葉長門守の馬を誤って仕留めてしまった。 朝日姫の機転叶わず法印は討たれてしまうが、夕日姫の願かけ叶って千葉一族は豊臣秀吉の小田原攻めの仕置きで滅ぼされてしまう。 ...
常龍山天照御祖神社に祀られている権現さまは、一度は明治29年の津波で流されたが、今でも津波前のように三頭揃っている。 常龍山開山の歴史は古く、平安時代の征夷大将軍坂上田村麻呂による蝦夷平定が背景にあると葛西昌丕が遺した碑は伝える。 唐丹の「 ...
仲が悪く別れた夫婦には子供がいた。 深夜、山あいの祠のそばから子供の大きな泣き声が聞こえてくると… 唐丹の「いにしえ」に想いをはせて。 006.山谷地区・狐に諭された男親.pdf
3市町にまたがる霊峰五葉山は石にまつわる謂れが多い。 神仏を崇めれば御利益もあるが、風習を侮れば祟りもあるとか。 唐丹の「いにしえ」に想いをはせて。 005.荒川地区・五葉山の石仏と石神と.pdf
籠いっぱいのドンコやハモを背負った釣り人の前に現れた立派な花街道。 その後、部落で夜釣りを控えるようになった訳とは? 唐丹の「いにしえ」に想いをはせて。 004.荒川地区・狐にだまされた夜の釣人.pdf
荒川のどこかに、長者さまが金の宝物を根元に埋めた桐の木があるという。 五葉山を水源とする熊野川から流れてくる桐の花のみぞ知る。 唐丹の「いにしえ」に想いをはせて。 003.荒川地区・長者の桐の木.pdf
わかたの家の守り神だった木造の仏様。 ある日、夢枕や仏間で「知りまし」(知らせごと)を伝える。 唐丹の「いにしえ」に想いをはせて。 002.大石地区・身の危険を知らせた阿弥陀仏さま.pdf